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フランス国立科学研究センター(フランスこくりつかがくけんきゅうセンター、仏:''Centre national de la recherche scientifique'' 、略してCNRS)は、1939年10月19日設立のフランス最大の政府基礎研究機関である。常勤スタッフ26,080人(うち研究者11,664人、技術者14,416人、その他事務局員)と非常勤スタッフ4,000人を擁する。2006年の予算は27億3,800万ユーロであった。 ==組織== CNRSには現在6つの科学研究部門がある。 * 1) 数学、物理学、地球科学、宇宙科学(MPPU) * 2) 化学 * 3) 生命科学(SDV) * 4) 人文科学および社会科学(SHS) * 5) 環境科学と持続的開発(EDD) * 6) 情報科学と工学(ST2I) 5)と6)は学際研究部門であり、分野横断的研究グループが残る4つの『コア』研究部門と緊密に連携する。National Commission for Scientific Research(CN)は、研究者を発掘し評価する機関で、科学研究を47のセクションに割りふる役目も負っている。研究グループは1つないし複数のdépartementに属するが、各研究者が所属するのは1つのsectionだけである。 運営上の理由でCNRSは18の地域division(パリ地域で4 division)を設けている。 CNRSは研究ユニット(名称 ''laboratoires'' 、通称 ''unité '')をセンター独自で立ち上げる(''unités propres de recherche'' 略称 UPR)ほか、大学その他の高等教育機関やその他の研究機関と共同で立ち上げる(''unités mixtes de recherche'' 略称 UMR)こともある。各研究ユニットには個別のコード番号が与えられ、大学教授やCNRSの研究ディレクターなどがディレクターとして統括する。 現在CNRSの研究者は1,256の研究ユニットで活動中で、共同研究に参画する組織外の研究者を含めた総員の85%を占める。このような『混成』グループ研究の普及はフランスのシステムとしては例外的である。 CNRS本部の所在地はCampus Gérard Mégie, rue Michel-Ange, 16e arrondissement de Parisである。 ) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フランス国立科学研究センター」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Centre national de la recherche scientifique 」があります。 スポンサード リンク
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